LOVEHINAQUEST


しのぶ『しのぶファイトォ!』



この気合からとんでもないクエストにつながる・・・・・・

こんなことを誰が予想しただろうか?

登場人物に予想できるわけがない

・・・なぜなら、予想以前にクエストということさえ知らない人たちばかりなのだから・・・・・・


アマラ『そんなら気ぃつけなせぇ』

景太郎『ありがとうございましたー』


景太郎達は、カオラの姉「アマラ」に別れを告げ
ここから南に進んだ先にある街から見えるガケだらけの危険地帯を目指すのであった


・・・その背後に、いつも顔をあわせていた人物が迫っているとも知らずに・・・・・・・・・・





ラブひなクエスト/青山素子ファイル
ファイル3

『剣道』

景太郎『・・・今日も天気がいいねぇ・・・・・・』

しのぶ(あ・・・あつい・・・です・・・)

カオラ『ーーっ よう寝たぁ』

景太郎『ハハハ・・・ スゥちゃんは元気がいいねぇ・・・・・・』


ちなみに景太郎達はアマラの住むテント(???)・・・に泊めてもらい、
景太郎としのぶは眠れぬ夜をすごした・・・・・・・


・・・理由は簡単
テント内は狭かったのだ
なぜなら一人用だからなので(アマラさんのテントだったんで)

その上、カオラの抱きつき(レスリング技?)のせいで
景太郎の叫びは途絶えることはなかった・・・・・・

もちろんしのぶも同じ状況にあった


・・・しかし さすがカオラの姉だけあって
・・・・・・狭いテントでぐっすり眠っていたようだ

・・・姉妹は似ているものなのである・・・・・・と思われる




謎の影『 ・・・・・・見つけたぞ浦島・・・
        ・・・・・・・・・必ず・・・・・・私は・・・貴様を・・・・・・!








カオラ『・・・なぁケータロー・・・
    ウチらどこまで歩くん・・・?』

景太郎『・・・街が見えるまで・・・・・・か、
    ・・・オアシスにたどりつくまで・・・かな・・・』

カオラ『そんなん全然見えへんやん・・・・・・
    ウチお腹すいたー・・・・・・』

景太郎『・・・が 我慢だよスゥちゃん・・・』

しのぶ『・・・あの、私たちホントに南に進んでいるんでしょうか・・・?』

しのぶ(・・・・・・あ!喋っ・・・!?)

カオラ『しのむ喋れるやん・・・・・・』

景太郎『あ"・・・・・・』

カオラ『ウチ疲れた〜・・・』

景太郎『南って・・・どこだっけ?』

しのぶ『も もしかしてセンパイ適当に歩いてたんですか!?』

景太郎『テントのほうから南に歩いてきたつもりだったんだけど・・・
    意識が遠くに飛んでいったりで・・・
    ・・・・・・途中で向かってる方向変わっちゃったかもしれない・・・・
    景色が全然変わらないから気づかなかっただけ・・・とか・・・・・・』

しのぶ『えぇぇぇぇぇ〜!?』

カオラ『なんや・・・しのむ〜・・・普通に喋れるやん・・・・』

しのぶ(ホントだ・・・普通に喋れてる!)

景太郎『さすがに・・・も もう限界・・・が近い・・・かも・・・・・・』

しのぶ『da...damedesusenpai......akirametya...damedesu......

しのぶ(い・・・いやあぁぁぁぁ〜)

カオラ『しのむ喋れへんやん・・・・・・』



ドサッ・・・・・・



力尽きた3人は砂の上に倒れてしまった・・・・・・

灼熱の暑さが襲う中・・・
一つの影が・・・・・・動き出した・・・・・・・・・・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


景太郎(う・・・・・・う〜ん・・・・)

カオラ『バナナー・・・・・・食いもんー・・・・・・』


景太郎が目を覚ます
どうやらテントの中にいるようだ

おそらく誰かが運んできてくれたのだろう

そこで景太郎の目に映った一人の人物・・・


景太郎『あ・・・ しのぶ・・・ちゃん・・・』

カオラ『う〜ん・・・兄様〜・・・アカン・・・・・・もぅバナナ食えんて〜・・・』

どうやらカオラはまだ気がついてはいないようだ

景太郎『う〜ん・・・・・・、
    あ、もう大丈夫だよしのぶちゃん・・・
    ありがとう 何とか起きれそうだよ・・・』

しのぶ(?)『・・・・・・・・・・・・?』

景太郎『あれ・・・?
    しのぶちゃん随分日焼けしたんだね』

カオラ『アカンて・・・・・・もぅ食えへんて・・・』

景太郎『あれ?
    ここはテントの中・・・?
    どこにテントなんてあったんだろう・・・
    もしかして運んでくれたのって・・・・・・?』

しのぶ『う〜ん・・・センパイ・・・・・・』

景太郎『あれ?
    しのぶちゃん・・・・?』

しのぶ『・・・あ、ここは・・・?
    あ、センパイ!』

景太郎『・・・・・・え!?
    ししし しのぶちゃんがふふふふ二人!?』

しのぶ『・・・?』

しのぶ(?)『・・・・・・・・・・・・??』


そこにいたのは(肌)白いしのぶと(肌)黒いしのぶ・・・


景太郎『ししししのぶちゃんが・・・!?』

【錯乱している】

しのぶ『せ センパイ! しっかりしてください!』

しのぶ(時々喋れてるよ私・・・)


??『 いつまで寝ている

しのぶ『・・・あ!も モトコさん!』

素子『 やれやれ・・・、しのぶ、なんともなかったか?

しのぶ『あ・・・、はい 大丈夫です』

素子『 ・・・浦島と一緒にいるとロクな事が起きないからな・・・

しのぶ『・・・そ そうでしょうか・・・?』

素子『 浦島!いつまでも寝ていないでさっさと起きろ!

景太郎『わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

【錯乱している】

素子『 浦島!!

景太郎『ご ゴメンモトコちゃん!
    ・・・え?モトコ・・・ちゃん?』

素子『 ・・・何を謝っているのだ・・・?

景太郎『いつもの条件反射というか・・・
    何というか・・・』

しのぶ『・・・あ あの・・・
    モトコさんだけ・・・字・・・というか
    喋り方が違いますよね・・・?』

素子『 そ そうか・・・?

景太郎『言われてみればそんな感じがするよね
    なんていうか・・・、日本の喋り方って感じだよね』

素子『 私は日本人だ!

しのぶ『そ そうですけど・・・
    なんだか堅苦しいですよね・・・?』

素子『 ・・・そうだろうか?

景太郎『気楽に話そうよ
    ほら、初対面とかそういうのじゃないんだしさ』

素子『そ・・・・・・そうか・・・
   それもそうだな・・・』

景太郎『そうそう、方の力抜いちゃってさ』

しのぶ『カオラはどうしたんでしょう・・・?』

素子『スゥなら浦島のわきに・・・・・・!?』



ベキ!バキ!ボキ!!



景太郎『ぎゃぁぁぁぁぁ!!?

しのぶ『せ センパイ!!』

カオラ『う〜ん・・・兄様ー・・・姉様ー・・・・・・バナナ・・・』


どうやらカオラが景太郎に抱きついた状態で
・・・やってしまったらしい(腰を)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・


しのぶ『センパイ・・・大丈夫ですか?』

景太郎『な なんとかね・・・』

カオラ『ウチ、バナナの夢見とったみたいや』

素子(スゥはここが恐いな・・・)

景太郎『・・・イテテ・・・
    やっぱ凄いよスゥちゃんは・・・』

カオラ『ウチすごいんか?』

景太郎『ハハハ・・・うん』

しのぶ(?)『・・・・・・・・・』

しのぶ『・・・・・・・・・あれ?』

景太郎『ししししのぶちゃん!?
    し 白いしのぶちゃんと黒いしのぶちゃんが〜!』

素子『落ち着け浦島!
   この娘はしのぶではない』

しのぶ(?)『・・・・・・?』

景太郎『黒いしのぶちゃん・・・?』

素子『だからしのぶではない!
   しのぶは肌が白いほうだ』

カオラ『しのぶ二人おったんか?』

素子『人の話を聞けぃ!』

景太郎『しのぶちゃんじゃないってこと?』

しのぶ『・・・・・・え?』

素子『・・・確か・・・、ニャモといったなその娘は』

景太郎『知り合いだったの?モトコちゃん』

素子『・・・いや、この娘といっしょにいた
   バン(車)の運転手・・・がそう言っていた
   ちなみに、貴様ら3人をそのバンに乗せてきたんだ』

カオラ『バンってウマイ??』

素子『確か・・・運転手は「瀬田」・・・と言っていたな』

景太郎(せ 瀬田・・・さん!?)

素子『私は・・・、ついでに乗せてもらっただけだ・・・
   ・・・その、浦島に話があったしな・・・』

景太郎『俺に話?』

素子『あ 後で話す!』

カオラ『なんや〜、そうやったんかー』

素子『え"!(ギクッ)』

カオラ『しのむに似とるな〜
    ニャモ〜』

素子(・・・そ そっちか)

景太郎『モトコちゃん?』

素子『な 何だ浦島・・・』

景太郎『熱でもあるの?』

素子『熱などない!』

景太郎『でも・・・顔紅いし・・・』

素子『き 貴様には関係ない!』

景太郎『そ そう・・・』

素子『関係・・・な・・・くはない』

景太郎『へ?』

素子『ちょっとこっちへ来てくれ』

景太郎『え?俺?』

素子『早く!』

景太郎『う うん・・・』






景太郎『どうしたのモトコちゃん・・・?』

素子『ちょ・・・ちょっと頼みが・・・あるんだ』

景太郎『何?』

素子『・・・その・・・』

景太郎『・・・・・・?』

素子『わ 私とつきあってくれ!』

景太郎『!?
    な"な"な"な"な"!?』

素子『す スマン・・・
   つい気が入ってしまった・・・
   その・・・つきあってほしいのだ私は・・・うん』

景太郎『もももモトコちゃん!?』

素子『・・・・・・断るなら断るでいいが・・・』

景太郎(ど どうしちゃったんだ突然!?
    お 俺なんかとつきあ・・・って!?
    散々軟弱者だの言ってたのに!?)

素子『ダメか・・・?』

景太郎(どどどど・・・!?
    も モトコちゃんと・・・?!
    ・・・・・・い いや な 成瀬川が・・・・・・
    ん? 成瀬川・・・
    あ!成瀬川!! 成瀬川のことすっかり忘れてた・・・)

素子『・・・・・・浦島』

景太郎(し 真剣だ・・・
    いいいいや!モトコちゃんのことだ
    なにか他の考えがあるに違いない!)

素子『・・・・・・ダメか・・・・・・・・・』

景太郎『そ そんなことないよ!』

景太郎(い 言っちゃったー・・・
    ゴメン成瀬川〜・・・)


「ふーん・・・
 それはそれでいいんじゃないの?
 別に私とアンタは受験仲間ってだけでなんでもないんだから!」


・・・ふと、景太郎の耳にそういう幻聴が聞こえた・・・気がした・・・
・・・・・・成瀬川の声だったらしい


景太郎(な 成瀬川?)

素子『・・・浦島
   ・・・・・・いいのか?』

景太郎『あ・・・い いやぁ・・・』

素子『・・・いや?』

景太郎『お オッケーオッケー・・・』

景太郎(ああああああ・・・・・!
    もうどうにでもなれぇぇぇぇ・・・)

素子『ホントにいいのか!?』

景太郎『・・・まぁ・・・・・・ね』



素子『・・・スマン浦島
    ・・・ちょっと・・・厄介なことがあって・・・・・・しばらくの間・・・
    つ つきあって・・・もらいたくて


景太郎『へ?厄介な・・・?』

素子『す スマン
   ご 誤解するな・・・
   決して貴様なんかに本気で言ってるわけでは・・・』

景太郎『いや・・・ それでもいいよ
    つきあうよ』

素子『・・・・・・本当にいいのか?』

景太郎『・・・うん 俺はひなた荘の管理人だ
    ここがひなた荘じゃなくても みんなが困ってるのなら
    俺は・・・・できるだけのことなら協力したいと思ってる』

素子『・・・・・・浦島・・・
   ・・・・・・・・・すまない』







こっそりとしのぶ達の所から抜け出してきた二人は
ある街に通りかかっていた




景太郎『も モトコちゃん?』

素子『・・・な 何だ』

景太郎『あ・・・いや・・・ う 腕・・・っていうか胸…っていうか』

素子『す すまない
   こうしないと・・・ダメなんだ・・・今のところ』

景太郎『・・・・・・でも・・・俺なんかと・・・腕組んじゃったりして・・・』

素子『だからすまないと言ってるだろうが!』

景太郎『う うん・・・わかった・・・けど・・・
    ココハ・・・ナニ・・・?』

男@『愛してるよ・・・』

女A『私も・・・愛してる・・・』

女@『(何でAが先なのかしら)
   次はあっちへ行ってみない?』

男A『いいのか?そんなので』

女B『ええからええから〜
   バッチリやでお二人さん』

男A『・・・ま、これはこれでいいとしようか』

女@『ちょ ちょっと、一応演技なんだからね!
   変なこと考え・・・・・・?』

女B『ん?どないしたん?』


素子『ここを通り抜ければ・・・
   腕は放す・・・』

景太郎(なんだか知らないけど周りはカップルだらけー!?)

素子『こ この街を抜ければ
   ま 幻の日本刀展があると聞いたから・・・・・・』

景太郎『でも何でカップルなの?』

素子『私にもよくわからんが・・・
   この街の規約らしい
   カップルでなければこの街に踏み入ることはできないとか・・・』

景太郎(え"っ!?)

素子『私はさっきここに来て・・・追い出された・・・
   ・・・けど、この街を抜けなければ・・・いけないんだ!
   ・・・・・・その、個人的な事情だがな・・・』

景太郎『それで俺とカップルに?』

素子『ほ ほかに頼れる男がいなかったんだ!』

景太郎『え?頼れる・・・』

素子『あ"・・・いや、な なんでもない!』


女B『さっきからどこ見とんのや?』

女@『・・・いや・・・別に・・・』

女B『はは〜ん、
   さては一目ぼれしたな〜?』

女@『あ あるわけないでしょ!』

男A(少し嬉しい展開だったんだが・・・)

女B『なら何を・・・
   ・・・お!アレ・・・けーたろやんか!』

女@『やっぱりそう見える?
   私も景太郎なんじゃないか・・・って』

男A『浦島がこんなところにいるわけないだろう?』

女@『・・・でも、メガネかけてるし
   あの服に見覚えがあるし・・・
   髪型も同じみたいだし
   童顔で・・・・・・』

女B『なんやよぉ見とる見たいやな?』

女@『そ そんなことないわよ!
   あんなドジでスケベで・・・』

女B『ん?隣におるの・・・もしかしてモトコちゃうん?』

女@『え?モトコちゃん?』

女B『なんや腕組んで仲よさそうやな〜』

女@『あ・・・アイツ・・・
   今度はモトコちゃんにまで・・・!』

女B『ちょい待ち、
   ああ見えてモトコは拒否しとらんみたいやで』

女@『な"っ・・・』

女B『一体何があったんやろな〜?』

女@『な 何で私の方を見るのよ?』

女B『いやー、またなんかやらかしたんちゃうんかな〜思うてな』

女@『なにもしてないわよ・・・今日は』

男A『ヤツも男だ、いろいろ好みも変わるだろう』

女B『あんさんは変わらんみたいやけどな』

男A『それも男というものだ』

女B『矛盾しとるで?』

女@(・・・景太郎・・・)



素子『あ あと少しだ・・・
   あと・・・・・・』

景太郎(な なぜか悪寒が・・・)








・・・・・・・・・・・・続く


不思議な規約がある街に通りかかった景太郎&素子
目的はただ一つ(?)

そんな彼らを発見する女@/男A/女Bの3人組
景太郎はこの3人に誤解されそうな様子
そのうえ、この街には厄介な・・・・・・規約がまだあった

それを知らぬ景太郎&素子は微かな悪寒を感じながらも
前に進み続ける・・・



あとがき?


ちょっと題名いじりました(ォィ
剣舞は他の場面で使おうと思ったので

剣を構えていたくせに
何故素子は景太郎とカップル(緊急演技)になっているのか・・・
そんな疑問点があるかも知れませんが問題ナッシング

素子は確かに剣を構えていたんですよ
・・・何故剣を構えていたのか・・・
その理由は次回で明かすことにしましょう

まだ全然クエストにはなってませんが
・・・・・・次回から本番入ります(遅)


気になる今後の展開に続くには

次回を待て!


次回
『悪霊』


で お目にかかりませう
それではでは〜〜♪




ちなみに、
男@&女Aは全然関係ない脇役さんです
スペシャルサンクス!(謎

※「しのぶ(?)」はニャモのことです


ファイル2『決断』へ
ファイル4『悪霊』へ
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