LOVEHINAQUEST


しのぶ SENPAI!

・・・・・・・・・・・・

スゥ『しのむ?どないしたんや?』

しのぶ (いっ いやぁぁぁぁぁ)



説明しよう

前回、謎の遺跡で謎の女性『碧』と対面したしのぶ
碧はしのぶに見つかったことにより、自分の存在がバレる危険を感じたため
しのぶに何らかの呪文をかける
・・・それを受けたしのぶは理解できないような不明な言葉の数々を発する・・・

本人は真面目に喋っているが、周りから見れば・・・
・・・サルが一生懸命喋ろうとしているようにも・・・

・・・おっと、これは失礼
例えなんで気にしないしない

それでは本編に行ってみようか



(・・・セリフの名前に名前がついて見やすくなったけど・・・
 小説からだんだん離れてきたようにも・・・)






ラブひなクエスト/前原しのぶファイル
ファイル2

『決断』


景太郎『・・・し しのぶちゃん・・・?』

しのぶ fueeeeeen...senpaai....

スゥ『ケータロ泣かした〜?』

景太郎『ち 違うのはわかってるだろ〜!』

スゥ『せやかて しのむ泣いとるで?』

景太郎『しのぶちゃん・・・ 何があったか話してみてよ』

しのぶ(・・・どうやってですか・・・)

景太郎『・・・しのぶちゃん?』

しのぶ(・・・・・・ふえぇぇぇぇん・・・せんぱ〜い・・・)

ピーン

ふと、しのぶの頭に名案が浮かんだ

しのぶ(そうだ 文字を書けば伝わるよね)

砂に指で文字を書き始めるしのぶ

景太郎『・・・?どうしたの?』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しのぶ(・・・す 砂が崩れて
    文字書けないーーー!?)

景太郎『え?何・・・??』

スゥ『景太郎さっきからそればっかりや〜』

しのぶ(・・・もぉいやぁぁぁぁ!!!)





そのままオアシスで・・・
・・・・・・日が暮れてきた頃・・・


景太郎『・・・まずいなぁ』

スゥ『ケータロ何食ったん?』

景太郎『普通に違うよ
    俺が言いたいのはこのまま夜になったら・・・ってこと』

スゥ『眠ればええやん』

景太郎『こういうところはそう簡単にはいかないの』

スゥ『ウチ、砂漠生まれやから大丈夫や』

景太郎『そうじゃなくてね・・・
    ・・・え? スゥちゃん砂漠生まれなの?』

スゥ『さ〜?どうやろ〜♪』

景太郎『・・・あのねぇ』



しのぶ(・・・・・・私って・・・さらに目立たなくなったのかナ・・・)







景太郎『・・・ついになってしまった』

スゥ『おー きれいな星空やー
   食えんのが惜しいなぁ』

しのぶ(・・・私、もう喋ることもできないのかな・・・)

景太郎『・・・・・・夜の砂漠は危険なんだって』

しのぶ(・・・・・・ふえ〜ん)

景太郎『と とにかく どこか安全な場所に行こう』

スゥ『おっしゃ、出発や〜』





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


景太郎『いつまで続くんだこの砂漠・・・』

スゥ『なぁなぁ、いつまで歩くんや?』

景太郎『・・・・・・いつまで続くんだろうね』

しのぶ(・・・あれ?
    あ!東の方角に光が・・・見える!)

スゥ『ウチおなかすいた〜』

しのぶ『senpai!senpai!!

景太郎『何?しのぶちゃん』

しのぶ『attinihitokagega!

景太郎『・・・えっと?』

しのぶ(やっぱり伝わらないよね・・・
    ・・・それなら!)


しのぶは東の方向を指差した


景太郎『あっち?』

スゥ『なんやなんや?』

景太郎『あ!人影だ!!』

しのぶ(伝わったみたい)

スゥ『何か食いもんもらえるかな?』

景太郎『とりあえずあの人に道を聞いてみよう』





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


景太郎『すいませ〜ん!』

スゥ(・・・?
   ・・・・・・あ
   紅い月や・・・)

??『へ?』

景太郎『あ あの道に迷っちゃったんですけど
    砂漠をぬけるにはどうすればいいか知ってますか?』

しのぶ(・・・あの人
    肌黒いんだ・・・)

??『ん?道?
   ここから南にまっすぐでぃ』

景太郎『あ、そうなんですか
    ありがとうございます』

??『・・・ん?
   ちょっと待った』

景太郎『はい?』

??『おめぇ・・・どっかで会ったことねぇかぃ?』

景太郎『そ そうでしたっけ?』

??『・・・んん?
   そうか、おめぇ兄様に似てるのか』

景太郎『・・・へ?』

??『いや、別に何でもねぇんだ』

景太郎『あ、それじゃありがとうございました』

??『魔物には気をつけな』

しのぶ(ま 魔物!?)

?2『…兄様』

景太郎『・・・へ?』

??『ん!?
   カオラ!』

景太郎『スゥちゃん?』

スゥ『兄様、カオラは・・・、
   カオラは大人に・・・・・・』

景太郎『ススススゥちゃん!?』

しのぶ(カ カオラ!?)

スゥ『はい、カオラ・スゥ
   華麗に参上です』


そこにいたカオラ・スゥは、いつもと違って
大人っぽくなっていた・・・・・・

・・・というよりは、体が成長したともいえる


景太郎『スゥちゃんどうしたの!?』

??『・・・あんたは知らないんだな
   なら教えてやらぁ』

景太郎『・・・?????』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

??『というわけなんでさぁ』

景太郎『・・・自分で大人に成長できるわけ・・・?』

??『ちょっとずれてる気もするが
   とりあえずそういうことなんでぇ』

景太郎『・・・あなたは一体・・・?』

アマラ『アッシは「アマラ・スゥ」』

景太郎『・・・アマラ・・・スゥ・・・
    って、スゥちゃんの家族とか!?』

アマラ『姉でさぁ』

しのぶ(・・・カオラの・・・お姉さん?)

景太郎『それにしたらその喋り方は・・・?』

アマラ『へぃ!
    砂漠生まれの江戸っ子でぇ』

景太郎『それは違うんじゃ・・・』

アマラ『へ?違うんですかぃ?』

スゥ『・・・兄様』


・・・まぎらわしいから「カオラ」と「アマラ」に分けましょう


カオラ『・・・兄様
    カオラは大人になりました・・・』

アマラ『カオラいけねぇ!
    そいつは兄様じゃねぇ!
    あんたも何とか言ってやりなせぇ!』

景太郎『え・・・ えっと・・・
    スゥちゃん、俺は景太郎・・・
    ・・・わかるよね?』

カオラ『・・・兄様じゃない?』

景太郎『そう、俺とお兄さんは別人なんだ・・・』

カオラ『景・・・太郎・・・・・・・・・』



ドサッ・・・


カオラは力尽きたようにその場に倒れた・・・



アマラ『カオラ!?』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



カオラ『・・・・・・ん〜、
    にい・・・さま・・・』

景太郎『スゥちゃん、気づいた?』

カオラ『・・・ほぇ?
    ・・・・・・あれ? 兄様・・・?』

アマラ『カオラ・・・
    なんともねぇかぃ?』

カオラ『・・・あれ?
    姉様・・・、なんでここにおるん・・・?』

アマラ『・・・・・・それはどうでもいいことでぇ
    とりあえず元に戻ったみたいだな』

景太郎『なんとか無事みたいだね』

カオラ『・・・あれ?ケータロや・・・
    兄様やない・・・・・・?』

アマラ『兄様はここにいねぇ
    その男が兄様に似てるだけでさぁ
    そいつは別人だ』

カオラ『・・・やっぱりケータロや
    ・・・・・・兄様やなかったんやな』

しのぶ(・・・カオラのお兄さんって・・・センパイに似てるのかな・・・?)

アマラ『・・・ん?
    お前さん・・・もしかして』

しのぶ『hai?

しのぶ(・・・あ、言葉通じないんだ・・・)

アマラ『やっぱりだ
    魔法かけられてるだろ?』

しのぶ(わ わかるんですか!?)

アマラ『言葉が通じなくなっちまうやつだな
    どこの言葉かはわからねぇが
    魔法には制限がある
    何とかすれば効果がきれちまうのが魔法だ
    それ系統の魔法にも対処法はあるんでぃ』

しのぶ(・・・アマラさん 詳しい・・・
    私・・・もしかしたら助かるかも・・・?)

アマラ『お前さんそれで困ってたんだろ?』

しのぶ(そうですそうですそうですそうなんです〜)


一生懸命首を縦に振るしのぶだった


景太郎『そうだったんだ』

アマラ『その魔法は唐突な理由でかけられたりするからな
    ・・・・・・「口封じ」とか』

しのぶ(そういえば「碧」さん・・・
    あの人にやられたんだったよね・・・)

アマラ『そんならこの薬草を・・・
    ・・・・・・・・・ん?』

景太郎『どうしたんです?』

アマラ『んな都合いいもんあるわけねぇーよなぁ〜ってさぁ』

しのぶ(・・・な ないんですね・・・?)

アマラ『そう落ち込むなってよ
    ここから南にいった街・・・
    そこから見えるガケの多いところ・・・
    そこにいい薬草があるはずでぃ』

アマラ(ほかに、PCで「ソース」を見ても
    ローマ字・・・だとかで読むことができるしな)

しのぶ(本当ですか!?)

景太郎『よかったねしのぶちゃん』

アマラ『安心するのは治ってからだな
    あのあたりはすごく危険地帯でさぁ、
    死傷者が半端じゃないんだ』

景太郎『・・・・え゛』

アマラ『それでもいかなけりゃ、
    治すのは無理だな』

しのぶ(・・・・・・死傷者・・・
    ・・・・・・もしかしたら・・・死んじゃう・・・!?)

景太郎『・・・しのぶちゃん・・・』

しのぶ(・・・でも、自分のためなんだから・・・
    いかないわけにはいかないよ・・・)

アマラ『確か・・・・・・ヘビとかヒルとかいたっけなぁ・・・』

しのぶ(いっ・・・・
    いやあああーっ)

アマラ『・・・それでもいくつもりか?』

しのぶ(・・・で でも・・・いかなきゃ喋れないままだし・・・
    ・・・でもヘビ・・・ひ ひ ヒル・・・あぅぅ・・・)

景太郎『しのぶちゃん、無理しなくてもいいよ
    俺がいってくるから』

しのぶ(・・・だ ダメです
    これは私の問題で・・・センパイに迷惑をかけるわけには・・・)

カオラ『ヘビ?ヒル?どこや〜?』

しのぶ(そうよ、センパイに迷惑かけちゃダメ
    私が行かなきゃ・・・
    うん! 私が行かなきゃダメ!)

景太郎『しのぶちゃん・・・?』


しのぶ『しのぶファイトォ!


アマラ『・・・お?』

景太郎『しのぶちゃん・・・、今・・・』

しのぶ(・・・あ しゃ 喋れた!?
    治った〜!?)

アマラ『今確かに喋ったよな?
    ・・・その、日本語?・・・でさぁ』

しのぶ『na naorimasita--!

アマラ『・・・あ』

しのぶ(いっ いやああああーー!)






・・・・・・・・・・・・続く


しのぶは自分にかかった不思議な魔法を解くために
危険地帯に生えている薬草を取りに行くことを決意

自分を救うために
命をかけたしのぶの大冒険が始まろうとしていた・・・・・・


・・・そして、怪しげな影が
彼女たちに迫っていた・・・・・・
・・・その影は愛刀『止水』をかまえる・・・



あとがき?

今回の話
アマラさん中心に進んでいると思う・・・けれど(何
カオラのほうはほっとんど目立ってませんね・・・


さてさて、決意したしのぶですが
この後、とんでもない事態に巻き込まれるはずです(ぇ

唯一の頼りはセンパイこと景太郎
その景太郎が心配している(?)なるは・・・
今はどうしているのか・・・
そう言っちゃえばキツネさんも気になるところ
・・・そして素子は・・・


この後の展開はどうなるのか
実は作者である自分にもよくわからなかったりします(何

なにはともあれ、
気になる今後の展開に続くには

次回を待て! (ェ


次回
『剣道』


で お目にかかりませう
それではでは〜〜♪




ちなみに、
大人カオラの設定はアニメVerです

(しのぶは原作Verなのにね・・・(カオラの呼び方とか)

・・・でもそのうち、大人カオラは再登場する予定で
そのときの大人カオラは原作Verになってるかと

今回、アニメVerの設定になっているのは
アマラさんに設定をあわせていたので・・・

作者は原作Verの大人カオラが好きなので再登場は確定でしょう(ォィ

結構長くなりそうな(?)ラブひなクエスト
どこがクエストなのか作者自身もわからないところですが
今後の展開で解ってくるでしょう

ファイル1『突然』へ
ファイル3『剣道』へ
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