かくして山賊の攻撃を振り切ったアイリス達は西へ向かって進み始める
しかし村へ行くためには山賊のアジト周辺を通らなければならない
気をつけて進軍するアイリス達だったが、
さきほど撃退した山賊の仲間達が砦にて待ち構えていた…

そこには偶然、二人の騎士が居合わせていた……



<<1章 騎士の名>>

--カイオス東砦


山賊『おいおい騎士のアンちゃん
    おとなしく降伏した方が身のためだぜ?』

スニーツ『くっ…』

アリータ『す スニーツ!
      なんで戦わないの!?』

スニーツ『状況を見てみろ!
      とてもじゃないが二人で倒せる人数じゃない…』

アリータ『どのみちやられるなら…!』

スニーツ『ダメだ!』

アリータ『なんで!?』

スニーツ『…今は持ちこたえろ
      そのうち…助けがくる…』

アリータ『……何よ』


---カイオス平原


アイリス『まだ歩くのぉ…?』

レイン『我慢してください
     あと少しで砦があるはずですから』

アイリス『人前で敬語はダメだよ?』

レイン『無論、承知しております』

アイリス『…でも、私個人としては普通に話してほしいけどな』

レイン『…しかたありません けじめは大切ですから』

アイリス『…なんだかさびしいよ』

レイン『…すみません』

アイリス『ご ごめん、そんなつもりじゃなかったんだけど…』

レイン『いえ… 仕方ありません』

アイリス『…砦って向こうに見えるあれだよね?』

レイン『そのはずですが… なにやら様子がおかしいですね』

アイリス『むさい男達が集まってるね』

レイン『…もう少し言葉遣いにはお気をつけください』

アイリス『は〜い』

レイン『しかし… なぜあの砦で…
     …! あれは…アリータ!?』

アイリス『え?アリータ? なんで?』

レイン『おかしい…アリータには城の防衛を任せたはず…』

アイリス『…このままほっとけないよね』

レイン『…私が行ってまいります
     アイリス様はここで…』

アイリス『ダメ! 一人で行かないで!』

レイン『…アイリス様』

アイリス『…それと、今から「アイリス様」は禁止だよ?』

レイン『…はっ』

アイリス『じゃ、行きますか』



Phase-01開始前


レイン『アイリス様…いえ、アイリス』

アイリス『ん?』

レイン『これを持っていって
     渡すの忘れてたわ』

アイリス『あ、レイピア
      久しぶりに触ったなぁ』

レイン『…アイリス、くれぐれも気は抜かないで』

アイリス『うん、わかってる』


Phase-01終了後


アリータ『あ アイリスだ!』

スニーツ『アイリス様!?
      ということはレイン将軍も…』

アリータ『うん、姉さんもいる
      本当に助けが来たね!』

スニーツ『…まずは合流しよう』

アリータ『え?こっちからも斬りかかろうよ?』

スニーツ『………はぁ』

アリータ『え? 何…?』

スニーツ『いや、なんでもない…』


アイリス⇔アリータ


アイリス『アリータ!』

アリータ『アイリス!
      助けに来てくれたのね』

アイリス『いや、そういうわけでもないけど…』

アリータ『とりあえずあいつらを蹴散らしましょ!』

アイリス『そだね』


アイリス⇔スニーツ


アイリス『スニーツ君!』

スニーツ『あ アイリス様…』

アイリス『久しぶりだね 元気だった?』

スニーツ『いえ、アイリス様…今はそんな場合では…』

アイリス『わかってる わかってるからね』

スニーツ『ならいいのですが…』

アイリス『それじゃいこう』


レイン⇔アリータ


レイン『アリータ!』

アリータ『姉さん!』

レイン『何をしている あなたには城の防衛を…』

アリータ『今はそんな場合じゃないよ姉さん』

レイン『…そうだな とりあえず切り抜けるぞ』

アリータ『はぁい
      …もうちょっと優しくしてくれてもいいのに』


レイン⇔スニーツ


レイン『スニーツ!』

スニーツ『レイン将軍!』

レイン『なぜ君がここに… 君には城の防衛を…』

スニーツ『すみません…
      しかし今は敵の殲滅が先です』

レイン『…そうだな では行こうか』

スニーツ『はい!』



Vsボス

ゴンド『貴様ら…このゴンド様をあまく見るなよ!』



ボス撃破

ゴンド『…ば 馬鹿な…』



エンディングイベント


アリータ『アイリス!姉さん!』

アイリス『いやー、みんな無事でよかったね』

レイン『アリータ… あなたどうして…』

アリータ『ゴメン…』

レイン『あなたには危険な目にあわせたくなかったから
     城に残してきたのに……』

スニーツ『…将軍、アリータを許してあげてください』

レイン『…スニーツ?』

スニーツ『アリータは将軍が心配なだけだったんです
      たとえ任務だとしてもたった一人の姉ですから…』

レイン『……………』

アリータ『…ゴメン 私…足手まといだったよね…
      ……私、邪魔なんだよね…』

スニーツ『アリータ!』

アリータ『!』

スニーツ『城を出る前に言った言葉・・・覚えているか?』

アリータ『…………』

スニーツ『「必ず守る 何があっても…」
      そう言ったな?』

アリータ『……』

スニーツ『なら守ってみせろ
      アリータのやりたいようにやればいいさ
      …僕は君のお守りだから』

アリータ『…お守りなんていわないでよ
      ……私だって騎士だもん…
      守られるんじゃなくて…守るんだ…』

アイリス『なら守ってよね?』

アリータ『アイリス…?』

アイリス『私は、またアリータにあえて嬉しいよ
      アリータに守られるっていうのも悪くないかな、なんて』

アリータ『アイリス……』

レイン『こら、アイリス「様」だ
     お前も騎士なら気をつけろ』

アリータ『はぁい…』

レイン『しっかり!』

アリータ『はい』

アイリス『まぁまぁ、そう怒らないでさ…』

レイン『…あなたもあなたです
     あなたは私たちにとってなくてはならない存在なのですから…
     もっとご自分の立場をお考えください…』

アイリス『…うん わかってるつもりだけど…
      つい2年前までは友達だったのに…
      突然みんながよそよそしくなったみたいでさびしいよ…
      …そんなにけじめって大切なのかなぁ…』

レイン『……しかし』

アイリス『ゴメン、無理な要求だったね…』

レイン『これはネイリス様の命でもあるのです…』

アイリス『…姉さんの?』

レイン『「アイリスを守って」
     …ただ、それだけ…』

アイリス『…相変わらずだよね』

レイン『…その一言の重さがどれほどのものか…』

アイリス『…そだね 気をつけるよ…』

レイン『…しかし、妹のような存在だったあなたが
     突然皇女様扱いだなんて…
     …正直、私もつらいところです…』

アイリス『…レイン』

レイン『…失礼しました
     以後このようなことは…』

アイリス『私が許可します…』

レイン『! そのような…』

アイリス『ゴメン、冗談だよ
      …仕方のないことだもん…無理だよね…』

アリータ『ねぇ、私だけでも…なんて無理?』

アイリス『個人的にはそうしてくれると嬉しいんだけどね』

レイン『……アイリス様、
     このまま立ち止まってるわけにもいきません
     先を急ぎましょう』

アイリス『…うん、そうだね』




〜作者あとがき〜

…こう見るとなんか変な文章みたいに見えますねぇ
実際にノベルゲームみたいにできればいいんだけどなぁ…
しかし、対戦形式がないとしっくりこない…?

一応、FEのシナリオっぽく書いているつもりですが、
イラストがなかったりなのでうまく想像できませんね…
用意できるかわかりませんが、デザインを考えてはいます

…というわけで、パラメーター…

 名前 
 性別 
 クラス 
 LV 
 HP 
 力/魔
 技 
 速さ 
 幸運 
 守備 
 魔防 
 体格 
 属性 
 アリータ 
 女 
 ソシアルナイト 
 1 
 18 
 8 
 4 
 7 
 5 
 3 
 1 
 7 
 炎 
 スニーツ 
 男 
 ソシアルナイト 
 1 
 21 
 6 
 7 
 7 
 3 
 5 
 0 
 8 
 氷 

それでは…
2章に続く



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