解放軍の1人、ロドルバンがティルナノグにある解放軍拠点に駆け込んできた。

「大変だ!ここが敵に知られた。すぐにガネーシャから討伐隊が来る!」

しかしロドルバンの妹であるラドネイが当然のように

「あら、いいじゃない、いずれこのアジトがばれるのは分かってたことじゃない、迎え撃ってそのままガネーシャまで進撃しましょう」

そう言った。それを聞いたロドルバンはしばし唖然となってから言った。

「無茶言うな、解放軍が組織されたとはいえ、まだ実戦経験が少ない兵ばかりじゃないだ。
 それにトリスタンが兵の3分の1を率いて各地を視察してる状態だ」

そこに1人の男が現れた。彼の名はシュウ、解放軍を組織した者で解放軍のリーダーでもある。

「ロドルバンの言うことは最もだ、だけどいつかは立ち上がらなければならない。今がその時だ。解放軍よ、武器を取れ!」

「おおー!!」

シュウの声に解放軍の者達が声をあげた。

「いいか、トリスタン達の騎馬隊が来るまでは森で敵を迎え撃て。解放軍、出撃だ!」

「おおー!!」

再び声をあげ、シュウ達は出撃した。


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