66話

「2つの世界がお互いを犠牲にしないために、あんたの力を貸しとくれ」

「これで後は光と闇だけだな」

俺がそう言った。あれからイフリート、シルフの契約に成功した。

「光の方はアスカをつれてくる必要があったよな・・・」

「ああ、その手間に加えてアスカとルナの2人と戦うことになるからな、先にシャドウと契約しよう」

俺がそう言ってレアバードを取り出した。

 

「ブルーキャンドルか、何処で入手できる?」

闇の神殿の前でロイドがしいなに聞いた。

「ああ、精霊研究所で調査してた時に使ってたはずサ」

「それじゃあ精霊研究所に行きましょう」

鎌がそう言ってレアバードに乗り込んだ。

 

「なるほど、ケイトが闘技場に・・・」

俺が呟いた。メルトキオの精霊研究所について知らされた出来事だ。

「とにかく俺達のせいで捕まったんだ、助けに行こう」

ロイドがそう言って飛び出していった。

「助けに行ってくれるのか?」

研究者の1人が俺に聞いてきた。

「ああ、リーダーがあれだからな、助けてくるからブルーキャンドルを用意してくれ」

「分かった。今は在庫がない、責任持って作ろう」

「頼んだぞ」

俺がそう言ってみんなの後を追った。

 

「闘技場で戦う必要があるな、救出する人と戦う人を分けた方がいいんじゃないか?」

俺が言った。

「ならば、私が救出しよう、もしすれ違っても闘技場に出る囚人と偽ることが可能だ」

リーガルが申し出た。

「それなら俺が闘技場に出よう。少なくとも近距離戦が出来るほうがいいからな」

俺が申し出て、みな承諾した。

 

「さて、リーガル。頼んだぜ」

「承知した。翔も無理はするなよ」

「分かってる。それじゃ、行ってくるぜ」

俺はそう言って闘技場の扉を開けた。


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