62話

「ダメだ・・・こういう仕掛けはパスする・・・」

絶海牧場の仕掛けを見てロイドが根を上げた。

「ここの仕掛けは僕に任せてください」

鎌がそう言って仕掛けをあっさり解いていった。因みにここはすべての足場に光を入れると先に進める所だ。

「さすがだな、とにかく急ぐか、任務遂行のために」

俺が襲い掛かってきたディザイアンを倒しながらそう言った。

 

「あっちに行ってこっちに行って・・・どこにいるのか分からなくなってきたぜ・・・」

ロイドが再びぼやく、ここはソーサラーリングを使っていろんな場所に行く所だ。

「とりあえずロイドは敵倒すのに集中すればいいんじゃない」

「そうだな、戦闘担当と謎解き担当と分けるといい」

ジーニアスとリーガルが言った。リーガル、俺は両方やってるんだけどどうなんだ。まあいいけど。

「この先だな、行くぜ」

俺が先頭になって扉を開いた。そこにはロディルが待ち受けていた。

「ようやく来ましたか。神子崩れとその仲間が・・・そしてそこの男、あの時はよくもやってくれましたね」

後半多分俺のことだな。

「あっそ、それで、とりあえずお前は邪魔だから死んでもらおうか・・・」

俺が槍を構えた。ロディルは不敵に笑う。

「ふふふ、お前達にクルシスの輝石の力、味あわせてやろう」

そう言ってロディルはクルシスの輝石を取り出した。それ、クルシスの輝石じゃないけどな。

「おおお、これが輝石の力か、素晴らしい!力が湧きあがる!」

ロディルの姿・・・はっきり言って化け物だ、まあそれが何だけど。

「それがどうした。行くぜ、空破衝!」

まずは俺が切り込む、ガードされたがそこは既に予測済み、既に後ろにリーガルが回りこんでいた。

「三散華!飛燕連脚!鷹爪猛襲脚!」

リーガルが一気にコンボをつなげ、ロディルに隙が出来た。そこにプレセアが走りこむ。

「孤月閃!」

そこにジーニアスが声をかける。

「プレセア、行くよ!」

「ええ」

「「クリティカルブレード!」」

プレセアとジーニアスの複合奥義でロディルを倒した。

「時間は戻ってこない・・・」

プレセアがそう呟いた・・・確かにそうだな。とそこに瀕死のロディルの声が聞こえた。

「くっ、だましたなプロネーマ・・・しかし、ただでは死なんぞ!お前達を道連れにしてやる!」

そう言って自爆装置のスイッチを押した。

「まずい、急いで止めないと、リフィルさん、手伝ってくれ」

俺がそう言ってリフィルと共に解除しようとした、しかし間に合わない・・・まずい。
とその時扉が開き、ボータ達が来た。やはり変えられないか・・・。

「ここは引き受けようぞ!お前達は脱出するのだ!」

「すまない!」

俺がそう言ってみんな脱出した。


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