46話

「翔達と同じ世界から!」

ロイド達は俺の説明を受け、驚いていた。

「私も皆さんについていきます。よろしくお願いします」

奈菜は礼儀正しく挨拶した。後で一応護身用の武器でも持たせてやるか。

 

「ここがガオラキアの森か」

「何か・・・怖い」

奈菜が怯えてるな、確かにここは不気味だな・・・。

「早い所出たほうがいいですね、敵も多いことですし」

そう言って鎌が先頭に立って進んでいった。まあ鎌ならこの森を熟知してるから大丈夫だな。

 

「この気配・・・翔、気づいてますか?」

先頭を歩いていた鎌が突然止まり、俺に聞いてきた。

「ああ、この気配、覚えてるぜ・・・」

「あたしにも分かるよ」

俺とともにしいなも答えた。そして何も知らないロイド達が聞いてきた。

「何かいるのか?」

「ああ、ここいらのザコとはケタ違いの強さを持つ敵がな。ほら、いたぜ」

俺が前方を指した、そこにはソードダンサーがいた。

「さて、敵と認識されたみたいですよ。どうしますか?」

鎌は剣を抜きながらそう答えた。

「こんな所で負けてられるかよ、倒す!」

ロイドも剣を抜いて答えた。そして戦いが始まった。

「こいつには魔術の方が有効だ。行くぜ、サンダーフレア!」

「続きますよ、エアスラスト!」

開始は俺と鎌の晶術だ。そこに

「行くぜ!虎牙連斬!」

「俺様も行くぜ、剛・魔神剣!」

ロイドとゼロスの技が命中した。

「俺様決まりすぎ〜!」

ゼロスがそう言うが、敵は起き上がり、ゼロスを狙って攻撃してきた。

「うわ、ちょ!」

ゼロスはすんでの所で受け止めるが吹っ飛ばされた。

「油断しないでくださいよ、ヒールストリーム!」

吹き飛ばされたゼロスは即座に鎌が回復させた。その間にプレセアと俺が切り込んで行く、

「光よ、フォトン!」

「行きます、ファイアーボール!」

「ビリビリだよ、サンダーブレード!」

「聖なる翼よ、ここに集いて神の御心を示さん、エンジェルフェザー!」

リフィル、奈菜、ジーニアス、コレットが一気に晶術で畳み掛けるがまだソードダンサーは倒れない。

「仕方ないですね・・・翔、一気に行きますよ」

「ああ、これで決める!」

鎌は腕に魔力を込めている、そして俺は破壊の力を槍に付加させて。

「行くぜ!スパイラルバスター!」

俺の投げた槍が鎌の晶術の力を借り加速し、一気にソードダンサーを貫き、倒した。


Back



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送