31話

「てめえの勝手な理由なんかで殺されてたまるかよ!疾風!」

俺は速攻で矢を射た。さらに他のみんなも続く

「コレットを帰せ!しいな、行くぞ!」

「ああ!」

「幻魔空牙衝!」

ロイドとしいなの複合奥義でさらに追撃する。

「劣悪種風情が私の体を傷つけるなど・・・許せぬ!ホーリーランス!」

「風護!」

レミエルの術は鎌が防ぐ、さらに鎌は反撃の術を使った。

「甘いですね、ガスティーネイル!」

「ぐぁぁぁ!!」

鎌の術で隙が出来た所に俺とロイドで合図を交わし、

「行くぜ!水竜!」

矢が荒れ狂う竜へと変貌しレミエルに向かいそこに、

「シャープネス!」

リフィルの術がロイドの攻撃力を上げる。そこに

「喰らえ!真空裂斬!」

ロイドの攻撃を受け、レミエルは倒れた。ロイドはレミエルが倒れたのを見るなりコレットに向かっていった。

「コレット、戻って来い!俺が必ず元に戻してやる」

しかしロイドの叫びもむなしくコレットには届かない。

「コレット、本当に俺のことを忘れちまったのか・・・」

「無駄だ。その娘にはお前に記憶どころか、お前の声に耳を貸す心すらない」

意外な所から意外な声がした。クラトスの声だ。

「今の神子は死を目前にしたただの人形だ」

「クラトス!お前、何を言ってるんだよ。どうしたんだ!」

その問いに、クラトスは答えず。静かにロイドを見据えた。

「クラトス様・・・お慈悲を・・・私に、救いの御手を」

レミエルがすがるようにクラトスに手を伸ばした。しかし

「忘れたかレミエル。私も元はお前の言う劣悪種、人間だ。
 最強の戦士とは、自身が最も蔑んでいた者に救いを求めると言うことなのか?」

クラトスはあっさりと拒絶した。レミエルは絶望に打ちひしがれながら息絶えた。せいせいしたな。

「クラトス・・・お前は何者なんだ」

「私は世界を導く最高機関、クルシスに属する者。神子を監視するために降臨した四大天使の1人だ」


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