13話

「解放ってどうやるんだ?」

ロイドはコレットに聞いた。

「えっとね、祭壇の前にたって祈りを捧げるんだよ?そうすれば封印は解けるんだ」

「それじゃあさっさと済ませ・・・なんだ!」

突然封印の間全体が揺れだした。
そして祭壇から赤い光が出て、それが消えると3体の魔物がいた。1体は明らかにリーダーといった所だ。

「何だあれは!」

「祭壇の守護者とでも言えばいいな、行くぞ!」

俺はロイドに一言だけ行って弓を構え、矢を放った。さらに

「続けていくぜ!烈衝!」

俺はもう1つ矢を放った。これはアルティネイションの応用で矢が当たるとその周りに風が起こる仕組みだ。

「俺達も遅れをとるか、行くぜ!虎牙破斬!」

「炎には水!アクアエッジ!」

「私も行くよ、レイジレーゼ!」

3人の攻撃で1体倒した。するとそこに敵の晶術、ファイアーボールが飛んできたが鎌が立ちはだかり

「風護!」

防護技を使ってあっさりとはじいた。さらに

「お返しです。ウォールウィンド!」

晶術で反撃した。

「シャープネス!」

リフィルの補助魔法を受けたクラトスが一気に切り伏せ、後は敵のリーダーらしき奴1体になった。
そしてロイドが切りかかろうとしたところを鎌が止めた。

「何するんだよ!」

「晶術が来ますよ。つべこべ言ってる暇があったら避けるなり防御するなりしてください」

鎌がそう言うと敵の晶術が飛んできた。イラプションだ。

「「フォースフィールド!」」

「レデュース・ダメージ!」

「粋護陣!」

ジーニアスとリフィルとコレットとロイドは防護技を使い、俺と鎌とクラトスはかわした。俺はすぐに矢を構え

「これで決めてやるか・・・奥義!水竜!」

矢を放つとその矢が竜のように大きくなり、敵に向かって行った。今の所俺が使える弓技の中で最強のやつだ。

「これで終わったな」

言葉通り俺の技が命中した敵は一撃で絶命した。

「これでいいな。コレット、封印を」

「はい」

 

「コレットも天使に1つ近づいて行ってるんだね」

ジーニアスがコレットの羽を見ながら言った。天使か・・・。

「さて、外へ出よう。明日はオサ山道を抜ける。一度トリエットに戻って準備をするぞ」

俺達もクラトスの言葉に従って外に出て行った。まあここはかなり暑いから速く出たいのもあるな。


Back



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送