ある日の昼下がり、川原に1人の男が寝そべっていた。

「何もやることがないな・・・かと言って家に帰っても1人か・・・」

彼の名は星原修治、家庭環境が複雑なため、1人で生活をしている。

「誰でもいい、何でもいい・・・誰かこの退屈な日常を変えてくれ・・・」

修治はそう言って眠り始めた。


「おい、大丈夫か!?」

誰かの声が聞こえた。

「ん?何だ・・・」

修治はその声で目を覚まして、驚いた。

「何だここは?俺は川原にいたはずだけど・・・」

「川原?何言ってんだ。お前はさっき庭で倒れていた所を俺が見つけてここまで連れてきたんだ。
 俺の名前はガイ、ガイ=セシルだ。お前の名前は?」

ガイと名乗った男は修治に聞いた。

「俺か・・・俺は星原修治、修治で構わん」

「修治か、とりあえず今はこの部屋で待ってな。俺は少し用がある」

ガイはそう言って部屋から出て行った。

「ここはどこなんだ・・・まあいい、退屈な日常から抜け出せるかも知れないな・・・」

部屋に残された修治はそう呟いた。


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